衛生管理者の仕事内容は? 資格取得に役立つ教材はコレ!


健康診断年々取得する人が増えている国家資格、衛生管理者。
従業員が50人以上いる職場には必ず選任する必要があるので、大企業ほど資格保持者を必要としているのです。
では、衛生管理者に選任された場合、どのような実務があるのでしょうか?
今回はそれをご紹介しましょう。
衛生管理者の業務内容はどれも目立つものではありません。
しかし、衛生管理者が実務を怠ると職場の各所に不具合が出てくるでしょう。
衛生管理者の資格取得を目指しているという方や、衛生管理者の仕事に興味があるという方はぜひ読んでみてくださいね。

目次

  1. 衛生管理者の仕事内容とは?
  2. 衛生管理者が行う健康管理業務の内容とは?
  3. 衛生管理者になるには?

1.衛生管理者の仕事内容とは?

この項では、衛生管理者の仕事内容をご紹介していきます。
「こんなことも?」と思うようなものもありますよ。

なぜ、職場に衛生管理者が必要なのか?

衛生管理者は、50人以上の従業員が在籍している職場では必ず選任する必要があります。
この50人という人数は正社員の数ではありません。パートでも派遣社員でも50人の中に含まれます。
また、所属している従業員の数は多いけれどほとんどが外部に派遣されている、という場合でも所属している人数が50人以上の場合は選任が必要です。
会社というのは利益を追求する集団でもあります。
20世紀初頭までは、労働者の安全や健康よりも会社の利益を優先するのが当たり前でした。
その結果、労働災害が多発したり、従業員の健康が次々に損なわれたのです。
労働者たちは自分たちの権利として、安全で健康な職場環境を求めて経営者側と長い交渉をし、ようやく労働者が安全で健康に働ける職場環境を整えることができました。
日本でも、高度成長期には会社の利益が最優先という風潮があったのですが、過労死や労働災害が頻発するようになり、「職場環境を改善しよう」という意識が高まったのです。
しかし、職場環境は気を付けていないと悪化しがちです。
そこで衛生管理者を選任する必要があるのですね。
なお、職場の衛生管理に関する法令はかつては労働基準法の一部でしたが、現在は独立しています。

衛生管理者の仕事その1.従業員の健康管理

従業胃の健康管理は衛生管理者の大切な業務のひとつです。
かつては従業員の健康を損ねるものは、有害物質や化学物質など外部要因が原因のものがほとんどでした。
しかし今は、パソコンの長時間使用による体の疲労や、職場の人間関係が原因の精神的な不調が増えています。
特に精神的な不調を放置しておくとそのままうつ病に移行することも多いです。
精神的な不調を抱えている社員はまめにケアをする必要があるでしょう。

衛生管理者の仕事その2.職場の安全管理

職場の安全管理というと、仕事道具の管理などをイメージする方も多いでしょう。
また、「工場などならともかく、オフィスなら安全管理は必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、オフィスでも安全管理は大切です。
特に火災が起きた際の避難経路である非常口や非常階段をすぐに使えるように点検をしておくことも、大切な任務なのです。
また、複数のテナントがひとつのビルに入っている場合は、統括安全衛生管理者の下で、ビル全体の安全管理を分担することもあるでしょう。

3.衛生管理者が行う健康管理業務の内容とは?

では、衛生管理者が行う実務の中でも特に大切な従業員の健康管理業務とはどのようなものでしょうか?
この項では、その業務内容を詳しくご紹介しましょう。

健康診断の実施

会社は従業員に健康診断を受けさせる義務があります。
その日程を調整したり、告知をするのも衛生管理者の仕事内容なのです。
また、健康診断の結果要検査だったり、要観察だったりした従業員と産業医の橋渡しをすることも、大切な役目です。
産業医にも専門がありますが、外部の病院への紹介状を書くなどできることはたくさんあります。
また、産業医が常駐していない場合は、病院を受診するようにアドバイスをする役目もあります。
さらに、健康診断の結果を統計化したり、外部に漏れないように必要な年数保管しておくことも業務内容に含まれています。

産業医との橋渡し

従業員が職場で健康に対する悩みを抱えている場合、相談を受けたり産業医との橋渡しをするのも衛生管理者の役目です。
その為には週一回は職場を巡回して相談を受けやすい環境を作ることが大切です。
また、人目につかず相談をしたい人のためには、相談場所を社外にするなどの工夫も必要でしょう。
「相談に乗ってあげる」という態度では、相談者も頼りにくいです。

衛生管理者に向いている人とは?

衛生管理者に性別や年齢による制限はありません。
新入社員でも、定年後の嘱託社員でも選任することは可能です。
しかし、役職の高い人や人事課の社員が衛生管理者になると、相談しにくいと思われやすいようです。
また、派遣社員やパート従業員が衛生管理者に選任された場合、他の従業員と距離があり、やはり相談をしにくい人が多いようです。
必ずとは言いませんが、衛生管理者は役職についていない正社員を選任するとうまくいきやすいでしょう。
また、男性よりも女性のほうが相談しやすいという人が多いようです。

4.衛生管理者になるには?

衛生管理者になるためには、衛生管理者の資格試験を受けて合格する必要があります。
衛生管理者には1種と2種があり、1種はすべての職場の衛生管理をおこなうことができます。
2種は有害業務と関連のうすい情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業等の職場で衛生管理を行うことができます。
どちらの種も試験を受けるためには、1年以上の実務経験が必要です。
全くの未経験から資格を取りたいという場合は、まずは職場に相談して衛生管理の実務につかせてもらいましょう。
また、衛生管理者の勉強は法令などの暗記が中心になります。
衛生管理者の勉強は独学の方が多いですが、参考書を手あたり次第に手を付けるより、1冊をじっくりやり込んだほうが力がつくでしょう。
また、過去問を繰り返し解くことも有効な勉強法です。
SATの教材は、DVDとテキストがセットになっているため、試験に初挑戦の方でもわかりやすい内容構成になっています。
しかも、DVDの講義内容はスマートフォンやタブレットでも視聴が可能。
いつでもどこでも音声を聞いて勉強することができます。
衛生管理者の試験を受ける方は、仕事をしながら受ける人が多いでしょう。
ですから通勤時間や休み時間を利用して効率よく勉強することが合格への早道です。
SATの教材は1つの講義時間が5分~15分と短いため、短時間でも効率よく勉強ができるでしょう。
目で読んで、耳で聞いてぜひ合格をつかみとってください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。今回は衛生管理者の仕事内容をご紹介しました。
まとめると

  • 衛生管理者は、職場の安全管理と衛生管理を行う
  • 衛生管理者は従業員の健康相談を受けたり、産業医への橋渡しをする
  • 衛生管理者は、週一回職場を循環して安全と衛生確認をする

ということです。この記事をお読みいただければわかると思いますが、衛生管理者の仕事は、目立つことではありません。
むしろ「自分の仕事は本当に必要なのだろうか」と思うことも多いでしょう。
しかし、衛生管理者の仕事が滞れば、職場の安全や従業員の健康が損なわれます。
はりきって職場環境を変えなければならない、というわけではありませんが、「困ったらいつでも相談にきてください」という姿勢を見せることは大切です。


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