衛生管理者講習会とは? 受講内容や受講の仕方を紹介

衛生管理者になるためにはまず試験に合格する必要があります。
国家資格の試験の中では合格率が高い試験ですが、それでも全く勉強せずに受かるほど甘いものではありません。
そんな試験に合格するための勉強法のひとつが講習会への参加です。
そこで今回は衛生管理者の講習会についてご紹介しましょう。
衛生管理者の資格を取りたいという方や、衛生管理者の資格を取りたいけれど思ったように勉強がはかどらないという方はぜひ読んでみてくださいね。

1衛生管理者講習会とは?

衛生管理者講習会とはどのようなことを行うのでしょうか?
また、試験対策としては有効なのでしょうか。この項ではそれらについてご紹介していきましょう。

衛生管理者講習会はどのように行われるのか?

衛生管理者講習会とは、衛生管理者試験に合格するための勉強会です。
大学や高校の受験対策をする予備校をイメージしてもらえばわかりやすいと思います。
衛生管理者試験は暗記物が中心ですが、中には法令など覚えにくいものもあるでしょう。
衛生管理者には第一種衛生管理者・第二種衛生管理者がありますが、それぞれに別に試験対策講座が開かれます。

どのようなところが主催しているの?

衛生管理者講習会は、資格取得を目的とする予備校や専門学校、または公益社団法人や財団法人などの公共の団体が主催しています。
このような学校や企業は独自で参考書なども作っているのでそのノウハウを生かして講座を開いているのですね。
また、衛生管理者は従業員が50人以上いる職場には必ず選任しなくてはいけない資格者ですので、合格者を増やそうと公共の団体が主催していることもあります。
予備校が主催する講座の中には、『受講するには主催者が発行している参考書を買うのが条件』という場合もあるようです。
また、これらの講座は主催者独自の試験対策に基づいて行われていますので、講座内容は主催者ごとに異ります。

講習会に参加すれば確実に合格できる?

では、講習会に参加すれば確実に合格できるのでしょうか?
これは受講者によるとしか言いようがありません。
主催者が教えてくれる勉強法が自分にとって合っているのなら合格する可能性はぐっと上がるでしょう。
また、自分で勉強していてわからないところが出てきた場合には、講師に質問ができる講習会は大変有意義です。
ただし、この講習会を受けなければ試験に合格しない、というわけではありません。
特に第一種衛生管理者は第二種衛生管理者よりも覚えることも多く勉強も大変ですが、参考書を読みながら独学で合格する人も多いのです。
ですから

  • 勉強をしていてわからないところが出てきた
  • 仕事が忙しくて勉強する時間がなかなか取れない
  • 試験が近づいてきたのだが勉強のやり残しが気になる

という方は受講を考えてみてもよいかも知れません。

2. 講習会ではどのようなことを学ぶのか?

では、衛生管理者の講習会ではどのようなことが行われているのでしょうか?
この項ではそれをご紹介していきます。

法令についての勉強

衛生管理者の試験を受けるためには、一定時間の実務経験が必要です。
ですから、衛生管理のことが全く分からないという受験生はいないでしょう。
しかし、衛生管理を行うための法令については良く知らないという方が多いのです。
また、法令は難解な言葉で書かれているので一読したくらいではわからないという方も少なくありません。
講習会ではこの法令の勉強に時間をかけているところが多いですね。

試験に出るポイントの勉強

講習会を行っている業者や団体には独自のノウハウがあります。
今までの過去問を研究し「次の試験にはここが出やすいな」とあたりをつけているのですね。
衛生管理者の試験は月に2~3回行われています。
国家試験の中ではかなり回数が多いほうです。
試験回数が多いということは、過去問というデータも豊富で試験問題の予想も付きやすいということ。
これは「試験の日が迫っているけれど、忙しくてあまり勉強ができていない」という人には嬉しいポイントですね。

模擬試験

衛生管理者講習は大体1日~2日間で行われることが多いのですが、最後に模擬試験が行われることも少なくありません。
しっかりと勉強したつもりでもいざ試験本番となると上がってしまったりして、実力を発揮できないこともあるでしょう。
模擬試験をすることで試験の雰囲気にも慣れることができ、わかったつもりでわかっていない箇所などが明確になるかもしれません。

3. 講習を受けるにはどうすればいいの?

では、衛生管理者講習を受けるにはどうしたらよいのでしょうか。この項ではそれをご紹介していきましょう。

インターネットで探してみよう

衛生管理者講習会はいろいろな団体が全国各地で開いています。
一番手っ取り早く確実にさ探すには、インターネットを利用するのが一番でしょう。
「衛生管理者 講習会」で検索すれば、受講者を募集しているところがすぐにヒットします。
有名なところから無名のところまで数多いですが、家や職場から通いやすいところを選ぶのが良いでしょう。

費用はどのくらい?

衛生管理者講習の費用は主催する団体によって異なりますが、1万円~が相場のようです。
テキストや問題集など付属品が多くつく講習ほど高い傾向にあります。
また、第一種衛生管理者の講習会のほうが第二種衛生管理者の講習会より高いです。
さらに試験を受けて不合格になった場合はもう一度再受講させてくれる講習会もありますので、「合格できるかどうか不安」という方はそのような講習会に申し込んでみてはいかがでしょうか?

会社が講師を招いてくれる場合も

会社で一定数の衛生管理者の試験を受ける人がいる場合は、講師を会社側が招いてくれるところもあります。
このような場合は費用は会社もち、ということが多く無料、もしくは安価で受けることができるでしょう。
会社には招いてくれなくても会社が関係している団体が主催する講習会を受けさせてくれる、という場合も同様のことが多いですね。

4. 受講したからといって合格できるわけではない

衛生管理者は実務経験がある人しか受験ができませんので、ほかの国家資格のように予備校に専門コースがあるわけではありません。
テキストを買って独学で勉強するか通信教育が主な勉強手段になることが多いでしょう。
社会人が自分のペースで勉強を続けていくというのはなかなか難しいのです。
「バタバタしているうちにもう試験日が目の前」ということもあるかもしれません。
「あまり勉強をしている時間はないけれど、試験には一発合格したい」と思っている人は講習会を受けてみるのもひとつの手です。
しかし、ただ受けるだけでなく、受けた後の復習も忘れないようにしてください。
受けただけで安心してしまわないように注意しましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は衛生管理者講習についてご紹介しました。
まとめると

  • 衛生管理者講習会は全国で開かれている
  • 講習内容は試験に出やすい場所をピンポイントに勉強したり模擬試験など
  • 講習会探しはインターネットが便利

ということです。
衛生管理者の試験を受ける方はほとんどが仕事をしながら勉強をしていることでしょう。
効率よく勉強する一つの方法として講習会があるということを知っておけば勉強の幅が広がりますよ。


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