介護施設に勤めるあなたへ! 心がけておくべき感染症対策とは?

21世紀の昨今、科学技術が進歩した今となっても未だ治せない病気は山のようにあります。最近話題のエボラ出血熱や、誰もが知っているエイズなどがそうですね。

テレビで流れる感染症についての報道などは自分に関係ないと思っていませんか?
ウィルスや菌は至る所に存在します。貴方の体や服……そして空気中にですら存在しています。感染症というのは至極身近な危険なのです。特にそれが介護士のような他人の世話をする職業の人間ならば尚更です。

そこで今回は、介護施設における感染症対策についてお話しさせて頂こうと思います。

●注意が特に必要な感染症

老人は体の抵抗力が弱くなるため、同じような集団生活を行っている学校などよりもより拡散しやすいですよね。ですから、集団感染を引き起こしやすい感染力の高い病気には特に気を付けなければなりません。
インフルエンザやノロウイルス、腸管出血性大腸菌感染症、肺炎球菌感染症などが主に集団感染を引き起こしやすい感染症と言えます。

また、感染力は高くありませんが一度感染すると治療が容易でないものも注意しなければなりません。有名な物としてB型・C型肝炎ウィルス、HIVウィルスなどがあります。

●感染経路を知ろう

感染症には様々な感染の仕方があります。ここでは感染の種類と、対策をご紹介いたします。

飛沫感染

咳やくしゃみ、気道の吸引や会話などによって飛散したウィルスが口や鼻などの粘膜に付着することで感染します。代表的な病原体はエボラウィルスや結核菌となります。

空気感染

咳やくしゃみなどによって空気中に飛散した病原体を呼吸により吸い込むことで感染する。埃と一緒にウイルスを吸い込んでも感染する場合があります。代表的な病原体はインフルエンザウイルスや風疹ウィルスとなります。

接触感染

皮膚や粘膜の接触、医療器具や手すりなどの器具や施設、または食品などを介して感染する。感染症になりやすい経路はこれであると言われています。代表的な病原体はノロウィルスや腸管出血性大腸菌となります。

●自分の身を守るためにすべきこと

まず、感染源を知り『これぐらいなら大丈夫だろう』と言う短絡的なセルフジャッジは止める事が大切です。細心の注意を払い、常に最悪の状況を想定した行動を心がけましょう。

例えば、マーゲンチューブのような体内に挿入した器具は絶対に素手では触らないようにします。更に、手袋を捨てた後も手洗いと消毒は欠かさないようにしましょう。

在ってはならないことですが、もしも素手で触らざるを得ないのでしたら、触った後は直ぐに石けんで手を『最低でも二度』は洗い、その後にしっかりと消毒します。一番やってはいけないのは、後で手を洗おう、と放っておくこと。人間というのは無意識に目や鼻などを触ってしまうので、知らず知らずのうちに感染する原因となります。

少々過剰なようにも思われるかも知れませんが、もしも相手がHIVウィルスに感染していたら一生後悔することになりますし、もしも何らかの偶然が重なってエボラウィルスなどの死亡率の高いウィルスに感染していれば後悔ではすみません。やや過剰なぐらいの対応こそが、貴方の身を守ることに繋がるのです。

●まとめ

如何でしたでしょうか?

今回は介護施設での感染症対策についてお話しさせて頂きました。

  • 注意が必要な感染症
  • 感染経路
  • 心がけるべき事

これらのことをしっかりと頭に入れ、自分にとっても他人にとっても有益となる行動をしましょうね!


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