第一種と第二種衛生管理者の違い。あなたは分かっていますか?


50人以上のすべての事業場では、衛生管理者を設置する義務があります。
衛生管理者には第一種と第二種衛生管理者があるのですが、どのような違いがあるのでしょうか?
以下の視点から紹介したいと思います。

  • 試験について(試験科目、学習時間、難易度、受験者数)
  • あなたの事業場はどちらが必要なのか

試験について

基本データーを以下に示します。

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まず、受験者数については第一種の方が二種よりも2倍以上多いことがわかります。
これは、次の項で説明しますが、第一種はすべての事業場に有効なのに対し、第二種は使える職種が限られているからです。
またそれほど、合格率に差があるわけではないので、今必要がなくてもどうせなら一気に一種を取得してしまおうと考える方も多いことがわかります。
では、実際どのぐらい難易度の差があるのでしょうか?

学習時間でいうと、第一種の学習時間は第二種のおよそ、1.5倍だと考えてください。
独学ですと、第二種だと大体3か月、第一種だと4~6か月かかります。

理解するのが難しいというより、暗記する事柄が一種は二種の1.5倍程度と考えられれば間違いありません。
次に試験科目ですが、衛生管理者の試験科目は以下の三種類あります。

関係法令、労働衛生、労働生理

このうち、関係法令と労働衛生については、有害業務と有害業務以外がそれぞれあります。
第一種の方は両方試験科目になり、第二種の方は有害業務以外だけが試験科目になります。
そして、労働生理は共通問題です。
労働生理は中学校の理科から高校の初歩的な生物レベルが出題されます。

有害業務が一種独自の試験科目になるわけですが、専門的な化学物質名がでてきたり、法令や規則がでてきたりしますので、ここでみなさん難しいと感じるわけですね。

事業場について

50人以上の事業場では必ず衛生管理者を1名は設置しなければならないわけですが、第一種と二種どちらの免許が必要なのでしょうか?
第一種はすべての事業場で有効です。つまりどんな職種・職業であっても有効です。
第二種は労働災害の発生がおこりにくい職種が該当します。具体的な職種としては、証券会社や銀行などの金融業(保険業含む)、学習塾、などです。

詳細には次のように規定されております。

第二種は(農林畜産水産省・鉱業・建設業・製造業・電気業・ガス業・水道業・熱供給業・運送業・自動車整備業・機械修理業・医療業・清掃業)を除く

大まかには、電気・ガス・水道などのインフラ関係と外での仕事、現場関係を除く職業と覚えておけば良いのです。

ただ、試験にもよく出るのですが、医療業は第一種が必要です。室内の仕事ですが、これは危険な薬品類を医療業は扱うからです。

ここだけを特に注意してください。

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